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エイリアン:ロムルス

  • Jay
  • 2024年9月12日
  • 読了時間: 1分

『エイリアン:ロムルス』で面白かったのは錯綜した未来観。



第1作(1979)の「すぐ後」という設定なので、winなしmacなし液晶なし…70年代テクノロジーの時点から想像した未来像なのですね。そこに進化論とAIという今風の視線が交じりこむ。


劇中の人々/観客の情報差をこまかく増減させながら、精密なクロスカッティングで物語の速度と緊張を自在にあやつる ─ というクラシカルなスリラー映画技術の、まさに教科書。


「すべてが第1作の影の中にある」感は仕方がないけども、その範囲でかなり周到につくられていると思う。


ところで昔の登場人物(演じていた俳優はすでに死去)をAIで再生した新規シーンがあって、その精度は驚くばかり。



 
 
 

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